臨床研究センター(感覚器センター)

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感覚器センターの概要

名称 独立行政法人国立病院機構 東京医療センター 臨床研究センター(感覚器センター)
所在 〒152-8902
東京都目黒区東が丘2-5-1
電話 03-3411-0379
FAX 03-3411-0185

臨床研究センター(感覚器センター)は、臨床部門と密接に連携をとりながら、眼科、耳鼻咽喉科を中心とした感覚器疾患の病因解明と、治療法の開発を行うため、内外の研究者に研究の場を与え、得られた成果を広く世界に発信します。

さらに、東京医療センターが担う政策医療分野(がん,循環器疾患,腎疾患,内分泌・代謝疾患,免疫異常疾患,血液造血器疾患,成育医療,精神疾患等)を含めた幅広い臨床研究を推進します。

政策医療ネットワーク等を活かした臨床研究を進め、病気の原因究明はもとより、それらによる障害を持たれた方の苦しみを調査し、現実に即した解決方法を見出すことも目的にして、患者さんに身近な臨床研究センターをめざします。

ご挨拶

臨床研究センター長(感覚器センター長)事務取扱
東京医療センター院長 新木 一弘

国立病院機構では、医療の質の向上を目指して、国立病院機構病院間のネットワークを活かし臨床現場に根ざした多施設共同研究や大規模臨床研究などを行うために、それぞれの病院が研究部門を有しています。東京医療センターには、1979年に目と耳の領域の研究を担う「臨床研究部」が設置され、2003年10月には「臨床研究センター(感覚器センター)」に格上げされました。

臨床研究センター(感覚器センター)には5部15室が設けられ、分子細胞生物学研究部、視覚研究部、聴覚・平衡覚研究部、人工臓器・機器開発研究部の4部が感覚器センターとしての機能を担ってまいりました。分子細胞生物学研究部では、遺伝性網膜疾患の遺伝学的解明や治療法の開発、視覚研究部では遺伝性網膜疾患の診断や治療方法の研究開発、聴覚・平衡覚研究部では遺伝性難聴や視覚聴覚二重障害の研究、人工臓器・機器開発研究部では、SpeechとHearing障害についての新たな技術の臨床応用のための研究などを行っています。

一方、政策医療企画研究部は、臨床研究や治験を推進する役割を担っております。その中にある臨床研究・治験推進室では製薬企業主導のいわゆる治験はPMDAによる規程に従った研究が行われるよう支援を行っております。また、手術支援ロボット技術応用研究室におけるロボット手術の研修を行うとともに、認知症患者さんのケアの向上のため、高齢者ケアメソッドであるユマニチュードの普及を目指して、ユマニチュードトレーニングセンターを立ち上げています。

さらに、院内には、2018年に臨床研究法が施行されるに当たり、被験者の人権保護などを十分に保護した適切な特定臨床研究が行われるよう、臨床研究支援センター及び倫理審査委員会を新たに設けられました。また、遺伝学的検査・診断業務とその関連業務が被検者やその家族及び血縁者の人権を保障し、適正に行われるよう臨床遺伝センターも設けています。

臨床研究センター(感覚器センター)ではこれまで大きな成果を上げてきましたが、今後さらに、新たな臨床研究の枠組みを生かして、研究者が活躍できるような環境を作ってまいります。

令和2年4月

センターの役割

感覚器センターの役割

組織図

沿革

1979年 4月 国立東京第二病院に1部5室の臨床研究部設置
臨床研究部のテーマは難病・感覚器とされた
1998年 4月 国立病院東京医療センター臨床研究部に名称変更
2003年 10月 5部15室に拡充され、臨床研究(感覚器)センターに昇格
旧病棟を改修した管理棟の5階、6階を中心に研究フロア1階、2階にも研究フロア
2004年 4月 東京医療センターの独立行政法人化に伴い
独立行政法人国立病院機構東京医療センター感覚器センターに

歴代センター長

氏名 期間
市来嵜 潔 2003年 4月 ~ 2005年 3月
(2001年 4月 ~ 2003年 9月まで 臨床研究部長)
松本 純夫 2005年 4月(院長併任)
三宅 養三 2005年 5月 ~ 2007年 3月
加我 君孝 2007年 4月 ~ 2010年 3月
2010年 4月 ~ 2011年 3月(名誉センター長として)
宇治 幸隆 2011年 4月 ~ 2013年 3月
松本 純夫 2013年 4月 ~ 2014年 3月(院長併任)
武田 純三 2014年 4月 ~ 2017年 3月(院長併任)
大島 久二 2017年 4月 ~ 2020年 3月(院長併任)
新木 一弘 2020年 4月 ~ (院長併任)

組織図

感覚器センター組織図

各部・部門

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