低侵襲性
従来の多孔式手術で必要とされる5~6か所の切開に対し、1~2か所の切開口のみで済みます。これにより、術後の傷跡が目立ちにくく、疼痛の軽減や美容面でのメリットがあります。
最新鋭のロボット支援単孔式手術をご提供します。安全かつ早期回復を目指して。
ダビンチ SP

従来の多孔式ロボット手術とは異なり、単一の小さな切開口から複数のロボットアームとカメラを挿入できる先進的な技術です。
SPでは単一の切開口から 手術が可能です。
従来の多孔式手術で必要とされる5~6か所の切開に対し、1~2か所の切開口のみで済みます。これにより、術後の傷跡が目立ちにくく、疼痛の軽減や美容面でのメリットがあります。
侵襲が少ないため回復が早く、当院の初期症例でも追加の鎮痛薬投与回数が減少していることが示されています。
単一のポートから多関節鉗子を挿入し、狭い空間でも精密な操作が可能。手ぶれ補正機能と高解像度の3D視野により、安全性が向上しています。
リンパ節郭清を伴わないDaVinciSPを用いたRARP(SP-RARP)初期15例と、直近のDaVinciXiを用いたRARP(Xi-RARP)15例の周術期成績を比較検討しました。
当院におけるSP-RARP導入初期の周術期成績は、これまでのXi-RARPと比べて劣らず、安全に実施できることが示唆されています。
術後の疼痛が軽減され、
早期の社会復帰をサポートします。
DaVinci SPシステムを用いた手術は低侵襲であるため、従来の手術に比べて術後の回復が早く、患者様の負担を軽減します。
術後3か月時点の術創。整容面でも優れています。
(患者様の許可を得て撮影・掲載しています)

通常、術後1日目から歩行が可能で、同日に固形食の摂取も始まり、痛みも最小限に抑えられます。術後の身体機能の回復も従来の手術より早い傾向があります。
当院でSP-RARPを受けられた患者様は、術後平均8〜9日で退院されています。従来のXi-RARPと比べて、退院までの期間が短くなる傾向にあります。
当院のロボット手術センターでは、
熟練した医師がDaVinci SPシステムを
操作します。
当院のロボット手術センターでは、最新技術の導入と専門医の育成に力を入れ、患者様により高度な医療サービスを提供できるよう努めております。
ダビンチ資格認定医やプロクター認定医を含む、豊富なロボット手術経験を持つ専門医が多数在籍し、最新の医療知識と技術を駆使して患者様をサポートいたします。
症例の検証やデータ収集を継続的に行い、技術力の向上と治療成果の改善に努めています。今後も新しい手術方法の開発と導入を目指してまいります。
手術前の丁寧な説明から術後のフォローアップまで、患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療法をご提案いたします。