皮膚・排泄ケア認定看護師
皮膚・排泄ケア認定看護師

人数:4名

目指したきっかけは?

私は新人から所属していた消化器外科病棟は、ストーマを保有した患者さんが多くいました。
癌の告知という言葉を聞いてショックを受けるとともに、まさか自分がそんな手術(ストーマ造設術)を受けることになるなんて・・こんな生活になるんだったら死んだほうがいいと悲観的になる方もいました。
そんな患者さんのショックや揺れ動く気持ちをサポートができるような看護師になりたいと思い日々勉強に励みました。
上司が皮膚・排泄ケア認定看護師でしたので、身近でストーマケアの学びを得る場面が多く、私の看護の支えとなっていたと思います。
その上司は、患者さんからの信頼はもちろん、多方面の幅広い知識を持ち合わせ医師と意見を交換し、卓越した技術で患者さんへケアを提供していました。
そんな姿を目の当たりにし、看護の技術で患者さんをここまで満足させることができるのだと感銘を受け、皮膚・排泄ケア認定看護師を目指したきっかけとなりました。

配属部署は?

専従看護師として組織横断的に活動しています。

どんな活動をしている?

現在は、創傷、ストーマ、失禁ケアの領域で専従看護師として病院全体を組織横断的に活動しています。
創傷回診では、皮膚科医師、形成外科医師、薬剤師、栄養士と重度の創傷の患者さんへの回診に同行し、多職種で連携を図りケアを提供しています。
その他、病棟を回診し、スキンケア方法やポジショニング、エアーマットレス、ストーマや瘻孔ケアの対応も行っています。
週に1度、ストーマを保有した患者さんを対象に外来を行い、ストーマを保有した状態でもよりよい生活が送れるケアをご提案できるよう取り組んでいます。

認定看護師を目指す看護師・学生に向けて一言!

「こんなもの(ストーマ)をつけちゃってどうしようかと思ったけど、あなたはいつも楽しそうに(ケアを)してくれるから、私もかわいがってあげようと思うのよ。」
と言われることがあります。
原疾患の告知の衝撃はもちろん、ストーマを保有すると悲観的になる患者さんがほとんどです。
私ができることは、あくまでそのつらい時期を見守り、外来でストーマケアの支援を継続していくことです。
しかし、その過程のなかで、もともと患者さんが持ち合わせているご自身の自己効力感が芽生えてくることを一緒に喜べる場面に立ち会えることが何よりも嬉しいことだと日々感じています。
看護の力で患者さんに寄り添う!ぜひ私たちと一緒に1人の人間として、そして看護師として自分を磨いていきませんか??

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