代用臓器開発研究室
室長・部長併任 角田 晃一
目的
高度感音難聴者にとって、現時点で人工内耳は唯一の聴覚獲得の手段である。現在の人工内耳の手術法を含めた改良、聴覚大脳インプラントの研究を行ない、臨床応用をめざす。
音声・嚥下機能改善の代用臓器開発は視覚・聴覚に比べ、遅れをとっている。一方で超高齢化社会においては加齢をはじめとする音声・嚥下機能低下に対する改善が急務である。眼内レンズや人工内耳に相当する、生理的加齢にも対応可能な人工声帯さらには人工喉頭の開発をめざす。
感覚器全般の医療機器の開発を行なう。
研究内容
- 人工内・中耳の性能、形態の改善
- 音声言語コミュニケーションの有効な評価法の開発・普及
- 聴覚大脳インプラントの研究
- 声帯・喉頭の再生医療の研究
- 人工声帯、人工喉頭の開発
- 診療法・治療器機・術式の開発