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がん治療センター

がん治療センターの目指すもの

  • 地域がん診療連携拠点病院(高度型)として地域のがん診療発展に貢献する.
  • がん専門病院では対応困難な併存疾患を有する,或いは高齢のがん患者にも包括的に対応し,最善のがん医療を提供する.
  • がんゲノム医療や最新の低侵襲治療等を研究・開発し,安全にがん患者に届ける.

センター長挨拶

木下 貴之 独立行政法人国立病院機構
東京医療センター 副院長
がん治療センター センター長
木下 貴之

がん治療センターは、既存の腫瘍を診療する科と関連部門を統合する形で2019年11月に発足しました。がんの専門医を中心に関連各科が連携し、最先端のがん手術療法・薬物療法・放射線治療に当たり、さまざまな合併症に対応する総合内科・専門内科、がんと診断された後の健康と生活を支えるがん支援部門、痛みなどのつらい症状を専門的に緩和する緩和ケア科等を擁します。東京医療センターは国の指定する全国47病院あるがん診療連携拠点病院(高度型)の1つとして指定されております。高度型の地域がん診療連携拠点病院とは、4年毎に国が指定するがん診療拠点病院等の形として、特に診療機能等が高い医療機関として新たに設定された病院です。 当院のがん診療の特徴は、最新のがん診療として前立腺、婦人科、消化管などの低侵襲ロボット支援手術、内視鏡低侵襲手術、高度放射線治療に加え、緩和ケアセンター、がん看護外来、外来がん薬物療法に加え、専門看護師や専門薬剤師による診療サポートとソーシャルワーカーや医師による 日常や就労に関するがん相談を行っています。さらに、がんの専門医だけではなく、すべての診療科に専門医を有する高度・急性期総合病院の特長を活かし、心臓、腎臓、肝臓などの機能低下、精神・神経疾患、感染症など多様な併存疾患をもつがん患者さんや高齢者の治療にも対応しております。がんの病状の正確な把握に加え、患者さんの臓器機能を中心とした病状も 適切に評価し、個々の患者さんに適した最良の治療を提供します。最近はがん治療に分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害剤などが汎用されるようになってきました。その副作用として、従来の抗がん剤で起こる吐き気、下痢、白血球減少などだけではなく、血栓・塞栓症、高血糖、間質性肺炎、腸炎、肝機能障害、皮膚・粘膜障害・自己免疫性疾患類似の病態など様々なものがみられるようになってきました。安全に抗がん剤治療を実施し、最大の効果を得るためには、がん治療認定医、がん薬物療法専門医、 緩和医療専門医、がん化学療法認定看護師、がん専門薬剤師等に加えて、多様な副作用への最適な対処ができる各診療科の専門医の知識と経験が必要です。当院では、それらのすべてを兼ね備えており、患者さん一人一人 に最適な治療と最善の副作用対策などを提供することができます。ほかの病院でがんの治療を受けている方であっても、現在の治療が最適なものかどうかセカンドオピニオンを聞くために当院を受診していただくこともできます。もちろん当院での治療を希望される場合には、対応させて頂きます。 標準的な治療がこれ以上ないという診断をされた患者さんに対しても、別の治療法(既存薬の使い方の変更)やゲノム診断により効果があると考えられる治療薬(保険適用外)の紹介、最適な緩和治療等により、新たな治療法を一緒に考えることも可能です。

がん治療センターの概要

がん治療センターでは、各がん診療科(血液内科、呼吸器科、消化器外科・内科、乳腺外科、脳神経外科、泌尿器科、婦人科、耳鼻咽喉科、整形外科、口腔外科、放射線科)に加え、これらの診療科と連携する診療部門として、外来化学療法を行う通院治療センター、がんゲノム医療を担当するがんゲノム医療センター、院内のがん診療連携の中心的役割を担う臨床腫瘍科、さらにこれらの部門を支援する診療支援部門(緩和ケア内科、骨転移外来、精神科、皮膚科、リハビリテーション科、がん相談支援センター、がん看護外来、薬剤部、栄養管理室、倫理サポートチーム)から構成されております。外来のがん患者さんの治療連携を強化するために、2021年1月より入院病棟3階Bフロアにがん治療センターとして、当院のがん治療・支援機能が集約されました。

がん治療センター

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がん治療センターフロアマップ(病棟3階Bフロア)

がん治療センターフロアマップ(病棟3階Bフロア)