血液内科

外来担当医表

診察場所 初診/再診 診察時間
  初診
(曜日により)
午前 籠尾 川瀬 〇上野 〇清水 平井
診察室8 再診 午前 〇上野 川瀬 〇上野 太良 籠尾
午後 〇上野 〇上野    
診察室11 再診 午前 籠尾 〇清水 井口 〇清水 平井
午後 〇清水   〇清水  

❄初診は予約制です。
◇印は副院長
〇印は医長

概要・基本方針

血液疾患は、血液の中の白血球、赤血球、血小板に数や質の異常を生じる病気です。具体的な病気としては、血液の癌(造血器悪性腫瘍)である急性・慢性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫の他、鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血、再生不良性貧血、溶血性貧血、骨髄異形成症候群などの各種貧血、真性多血症、本態性血小板血症、原発性骨髄線維症などの慢性骨髄増殖性疾患、さらには無顆粒球症、血小板減少性紫斑病などがあります。
また、血漿中に含まれる凝固因子の異常によって生じる出血傾向や血栓傾向などに関しても診療しています。

治療法はできるだけ標準的なものを採用し、新しい分子標的薬剤なども積極的に取り入れています。個々の患者さんの状態にあわせた治療を心がけており、併存疾患のある患者さんにも他科と適宜連携して対処しています。

診療の特徴

血液疾患専門診療施設として、1日40名前後の外来患者と年間延べ400名以上の入院患者の診療に当たっています。入院患者の7割以上を悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、急性白血病などの造血器悪性腫瘍が占めています。
病気自体により免疫力が低下している上に、抗癌剤治療で白血球が著明に減少している患者さんも多く、血液内科の主病棟である7階A病棟には2症の無菌室と9症の準無菌室を備えています。強力な化学療法を行うことも多く、看護スタッフ、薬剤師、緩和ケアチーム等と連携をとりながら、安心して治療を受けていただけるよう副作用の管理や精神的なサポートを行っています。外来は初診、再診とも月~金の毎日診療を行っています。

血液内科外来では通常の患者さんの診察に加えて、骨髄穿刺・生検、輸血、瀉血などの検査、治療、処置も数多く行っています。悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群等の患者さんの外来化学療法を、通院治療センターで毎日行っています。地域医療連携室を通じて予約制でセカンドオピニオンも受付けています。
造血幹細胞移植総数は、2019年度末で総計257例となりました。現在マンパワーの関係で同種移植は休止し、自家移植のみを行っています。同種移植の必要な患者さんは慶應大学病院をはじめとする移植施設に紹介し、治療が滞りなく進められる様にしています。

スタッフ紹介

清水 隆之
氏名
清水 隆之 (しみず たかゆき)
職名
科長/血液管理室長
資格
医学博士
日本内科学会認定内科医、総合内科専門医、指導医
日本血液学会評議員、認定血液専門医、指導医
日本造血・免疫細胞療法学会評議員、造血細胞移植認定医
日本がん治療医認定医機構がん治療認定医
日本医師会認定産業医
慶應義塾大学医学部非常勤講師
東京医療保健大学大学院看護学研究科臨床教授
専門分野
血液内科全般、造血器腫瘍
卒業年
1997年
上野 博則
氏名
上野 博則 (うえの ひろのり)
職名
医長
資格
日本内科学会評議員、認定内科医、総合内科専門医、指導医
日本血液学会認定専門医、指導医
日本造血・免疫細胞療法学会造血細胞移植認定医
日本骨髄バンク調整医師
慶應義塾大学医学部非常勤講師
東京医療保健大学大学院看護研究科臨床教授
専門分野
血液内科全般、造血器腫瘍
卒業年
1989年
籠尾 壽哉
氏名
籠尾 壽哉 (かごお としや)
職名
医員
資格
日本内科学会認定内科医、総合内科専門医、指導医
日本血液学会認定血液専門医
専門分野
血液内科全般、造血器腫瘍
卒業年
2006年
川瀬 咲
氏名
川瀬 咲 (かわせ さき)
職名
医員
資格
日本専門医機構認定内科専門医
専門分野
血液内科全般、造血器腫瘍
卒業年
2018年
平井 智大
氏名
平井 智大 (ひらい ともひろ)
職名
専攻医
専門分野
血液内科全般、造血器腫瘍
卒業年
2020年
高梨 航輔
氏名
高梨 航輔 (たかなし こうすけ)
職名
専攻医
専門分野
血液内科全般、造血器腫瘍
卒業年
2022年
井口 豊崇
氏名
井口 豊崇 (いぐち とよたか)
職名
非常勤
資格
医学博士
日本内科学会認定内科医、総合内科専門医
日本血液学会認定血液専門医、指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
専門分野
血液内科全般、造血器腫瘍
卒業年
1996年
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