脳神経内科

外来担当医表

診察場所 初診/再診 診察時間
診察室1   午前 〇安富 雪野 〇安富 〇安富 雪野
再診 午後 〇安富       雪野
診察室2   午前   久冨木原 久冨木原
再診 午後        

◇印は副院長
〇印は医長

概要・基本方針

脳神経内科では中枢神経系(脳・脊髄)、末梢神経、神経筋接合部、筋に生じる内科疾患を診療しています。(心の不具合・不調、精神疾患などを担当する精神(神経)科や心療内科とは異なります。)対象とする疾患は脳梗塞などの脳血管疾患(脳卒中)、パーキンソン病類縁疾患や脊髄小脳変性症などの神経変性疾患、重症筋無力症・多発性硬化症・視神経脊髄炎・ギラン・バレー症候群といった神経免疫疾患、てんかん などを幅広く扱っています。

診療の特徴

脳神経内科の外来診療は平日午前に予約制で初診、再診を行なっています。通院の方は、上記の疾患の変性疾患や免疫疾患の方を主として対象とさせていただいています。頭部MRなどの画像検査、脳波、筋電図ほかの検査を予約制で施行し、診断・治療へとつなげていきます。診断や治療が終了や一区切りついた方、脳卒中急性期治療が終了した方は近隣の医療機関での加療へと変更していただくように医療連携をとっております。

脳神経内科の入院診療では脳卒中急性期を中心とした神経救急疾患が多くを占めています。他にも神経難病ともよばれる疾病を含め脳神経疾患の診断をも担当しています。脳卒中に関しては、当院は脳卒中学会一次脳卒中センター(PSC)として認定されており、リハビリテーション科、脳神経外科、総合内科と分担・協力して診療にあたっています。脳梗塞超急性期にはt-PAによる血栓溶解療法を施行、血栓回収療法は当院脳外科医と連携して施行しています。(状況により東京都区西南部Drip, Ship & Retrieve連携医療機関とも連携しています)急性期治療後に継続したリハビリテーションが必要時な際にはソーシャルワーカーからの援助で回復期リハビリテーション病院への転院を橋渡しいたします。

診療実績

2021年 1月~12月
疾患
脳梗塞 139
脳出血・その他の脳血管障害 45
一過性脳虚血発作 8
脳静脈洞血栓症 2
髄膜炎 2
脳炎 脳症 5
パーキンソン病類縁疾患 8
ALS 3
認知症疾患 2
てんかん 34
腫瘍性疾患 2
ギラン・バレー症候群・フィッシャー症候群 2
重症筋無力症 7
多発性硬化症 2
視神経脊髄炎/NMO 13
総数 315
2020年度 入院実績
症例 数(年間)
脳出血 81
脳梗塞 165
TIA・その他の脳血管障害 15
アルツハイマー病・その他の認知症 2
パーキンソン病・パーキンソン病関連疾患 29
多系統萎縮症 5
脊髄小脳変性症 1
筋萎縮性側索硬化症 13
多発性硬化症・NMO 11
髄膜炎・脳炎・膿瘍 12
脳腫瘍 3
正常圧水頭症 1
脊髄炎 2
その他の脊髄疾患(脊髄梗塞) 8
ギラン・バレー症候群・フィッシャー症候群 3
その他のニューロパチー 6
筋疾患 2
重症筋無力症 6
てんかん・痙攣・不随意運動 47
頭痛・めまい 5

スタッフ紹介

氏名
安富 大祐 (やすとみ だいすけ)
職名
科長
資格
日本神経学会専門医、総合内科専門医、医学博士
専門分野
神経内科疾患一般
卒業年
1993年
氏名
久冨木原 健二 (くふきはら けんじ)
職名
医員
資格
日本神経学会専門医、総合内科専門医、医学博士
専門分野
多発性硬化症、神経免疫疾患、神経内科疾患一般
卒業年
2011年
氏名
雪野 満 (ゆきの みつる)
職名
医長
資格
日本神経学会専門医、総合内科専門医
専門分野
脳卒中、神経内科疾患一般
卒業年
2014年
氏名
莇 舜平 (あざみ しゅんぺい)
職名
フェロー
資格
内科専門医
専門分野
脳卒中、神経内科疾患一般
卒業年
2018年
氏名
岩崎 文美 (いわさき あやみ)
職名
専攻医
専門分野
神経内科疾患一般
卒業年
2022年
氏名
宮本 千佳子 (みやもと ちかこ)
職名
非常勤
資格
神経生理学会専門医、精神保健指定医、医学博士
専門分野
脳波
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