呼吸器内科/呼吸器外科/アレルギー科

呼吸器内科、呼吸器外科、アレルギー科は、成人の呼吸器疾患を扱う診療科です。具体的には、肺癌、肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患（COPD）、間質性肺炎、気胸といった疾患を診療しています。手術を要する疾患、たとえば、手術適用のある肺癌や気胸は呼吸器外科が担当します。一方で、薬物治療が中心となる疾患、たとえば、手術適用のない肺癌、肺炎、気管支喘息、COPD、間質性肺炎は呼吸器内科あるいはアレルギー科が担当します。いずれの場合も、3科が協同して診療にあたっているため、外科的処置の必要性が生じた内科系症例や内科的治療を要する外科系症例に対しても適切な医療を遅滞なく提供いたします。地域をリードする高度な呼吸器診療の実践を心がけています。

あらゆる成人呼吸器疾患（注：排菌している肺結核の入院治療を除く）に対応しますが、最も力を入れているのが、肺癌の診療です。肺癌診療の詳細につきましては「がん治療センター」→「肺がん」をご覧ください。

　診療効率と安全面を考慮して、チーム制を採用しています。すなわち、主治医（科長・医員）、担当医（後期研修医）、初期研修医の3名から成るチームで入院患者さんの診療にあたります（注：後期研修医や初期研修医のローテーションによっては、チームを構成する人員に変動があり得ます）。なお、休祝日は当番医が対応します。担当チームの医師が当番医でない場合もありますが、医師の働き方改革の一環ですので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。もちろん、担当チームから当番医への申し送りには万全を期しておりますのでご安心ください。

令和4年度の外来受診者数は　のべ13,672名（呼吸器内科 12,544名、アレルギー科 1,128名）、入院は788名でした。気管支鏡は197件でした。

入院患者の推移 (総数および主な疾患）