発生医学研究室

発生医学研究室

室長・部長併任 角田 晃一

目的

ヒトは重力に拮抗して2足歩行を行い進化した。進化に伴い、重力により喉頭の位置が下がり、声道がひろがり、本来嚥下の誤嚥防止器官としての喉頭が、発声器官としての役割を担うようになった。誤嚥防止のために、嚥下に際して、喉頭を重力に拮抗し挙上する必然性が出てきた。ヒトの特徴である発声器官について進化の過程をたどり、なぜ哺乳類が喉頭を獲得し、聴覚・発声・発語のコミュニケーションにたどりついたかを研究する。

研究内容

無重力状態における発声・嚥下研究を進める。

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