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ロボット支援膀胱全摘除術が計30例に到達
2022年06月03日
2018年にロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘除術が保険収載となり、当院でも2018年より同術式を開始しております。
2021年末までで当院での合計の手術症例数が30例を超えました。
膀胱全摘除術は膀胱がんに対しての治療になります。非常に侵襲の大きな手術であり、泌尿器領域で最も大きな手術の一つになります。ロボット支援下に手術を行うことで、出血量を減らし、また術後退院までの期間を大幅に短縮することが可能となりました。現状平均約3週間程度の入院期間で退院する事が可能となっております。
2019年以降は体の中で摘除した膀胱の代わりになる部位(代用膀胱、あるいは回腸導管)を体の中で作成する最新の術式も積極的に行っています。より低侵襲で体に優しい治療が行えるように日々術式を工夫しています。