呼吸器科:肺がん

診療の特徴

  1. 呼吸器内科と呼吸器外科が協同して診療にあたっているため、症例の受け渡しが大変スムーズです。また、放射線科、緩和ケア内科をはじめ、他科と連携して集学的治療を実践しています。
  2. 高度な診断技術:専門医や機器が充実している気管支鏡検査、放射線科 IVR 医が担当する CT ガイド下生検で確実に診断します。
  3. 外科治療:胸腔鏡手術から気管支形成を含む拡大手術まで幅広く行っています。
  4. 薬物療法:薬剤師を交えたキャンサーボードで最適な治療法を決定します。がん遺伝子パネル検査の適応についても積極的に議論しています。

スタッフ紹介

呼吸器科/アレルギー科、スタッフ紹介をご参照ください

診療実績

呼吸器科:肺がん
胸腔鏡下手術風景

2020年診断症例

症例分類 患者数
男性/女性 100/62
年齢

40-98歳 (平均73歳、75歳以上48%)

組織型
症例名 症例数
非小細胞肺癌
  腺癌 72
  扁平上皮癌 40
  その他 3
  NOS 3
小細胞癌 12
肺癌NOS 12
その他(悪性リンパ腫ほか) 2
病期
病期名 症例数
0 1
I 59
II 14
IIIA 10
IIIB 13
IIIC 5
IVA 22
IVB 24
不明 13
*約半数を占める後期高齢者にもしっかり対応しています。早期の症例をきちんと診断しています。
2020年手術実績
症例名 手術件数
葉切除(2葉切除を含む)
  胸腔鏡補助下 38
  開胸 10
    うち管状切除気管支形成 2
区域切除 1
部分切除 4
その他
  試験開胸 1
2020年化学療法・放射線療法実績
症例名 患者数
新規化学療法導入症例 87
  分子標的薬 14
  免疫チェックポイント阻害薬 25
放射線治療
  根治照射(化学療法との併用含む) 50
   緩和照射 25
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