生理検査室
生体の機能を調べる検査で、身体から得られた波形や画像をもとに解析します。
(1)超音波検査
超音波検査とは、超音波を体の表面から当てて画像として表示し、様々な情報を詳しく得ることができる検査です。放射線を用いないので安全で、苦痛もほとんどありません。
検査部位は、腹部、心臓、血管、胎児、乳腺、体表、関節などを行っています。
(2)心電図検査
- 心電図検査
心電図検査は、心臓が動いている時に出る微弱な電気変化を、電極にて捉え波形を記録します。不整脈、狭心症などの原因や病気の診断のために調べます。 - ホルター心電図検査
シールの電極を胸に貼り付け、小型の記録機で24時間の心電図を記録します。日常生活の中での心電図の変化を調べることができます。
(3)呼吸機能検査
肺・気管支などの状態や働きを調べる検査です。息を大きく吸い込んだり、吐き出したりします。
喘息や肺気腫などの診断や手術時に麻酔をかける場合の術前検査として行われます。
(4)脳波検査
小さな電極を頭にたくさん付け検査します。
脳から出る微弱な電気変化を波形として記録し、脳の活動状態やてんかんなどの診断、治療効果の判定に役立てます。
(5)その他検査
その他に新生児聴力検査、平衡機能検査、聴力検査、皮膚灌流圧(SPP)検査、終夜睡眠ポリグラフ検査、脈波検査なども行っています。