下肢静脈瘤

下肢静脈瘤とは

下肢静脈瘤は、足の静脈血流が逆流することにより、静脈の拡張や蛇行をきたしぼこぼこと膨らんでくる病気です。生命に関わる疾患ではありませんが、美容的な問題、様々な下肢の不快な症状(むくみ、だるさ、こむら返り、掻痒感など)で悩んでいる方は治療適応となります。重症では皮膚症状(湿疹、色素沈着、うっ滞性皮膚炎など)を合併し、積極的な治療適応となります。

下肢静脈瘤の治療

治療ですが、まずは弾性ストッキング着用による圧迫療法を行います。さらに治療を希望される方には日帰りでのレーザー治療 (血管内レーザー焼灼術)またはグルー治療 (血管内塞栓術)を行っています。レーザー治療、グルー治療ともに局所麻酔で行い、片足30分程度の治療です。治療後はすぐに歩行可能であり、日常生活はその日から可能です。また蜘蛛の巣状静脈瘤や網目状静脈瘤に対してはフォーム硬化療法を行っています。

当院で使用しているELVesレーザーシステム
当院で使用しているELVesレーザーシステム
当院で使用しているVenasealTMクロージャーシステム
当院で使用しているVenasealTMクロージャーシステム
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