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和痛分娩(無痛分娩)について

2025. 6. 23更新

 当院での和痛分娩は痛みを和らげることでいきむタイミングがご自身で分かり、より自然な形での経膣分娩ができます。そのため、出産時の痛みの緩和・産後早期の回復が期待できることなどのメリットがあります。当院では完全な計画分娩で、麻酔科医師の管理のもと安全に、和痛分娩を行っています。安全面の問題から、令和7年9月より1週間に6人に限定して行っております。主治医と相談のうえ予約することができますので、妊婦健診時に主治医にご相談ください。

当院はJALA(無痛分娩関係学会・団体連絡協議会)登録施設です

無痛分娩取扱施設のための、「無痛分娩の安全な提供体制の構築に関する提言」に基づく自主点検表の項目をすべて満たしています。

和痛分娩について

分娩実績について

2022年度 2023年度 2024年度
全分娩件数 462 433 433
和痛分娩 57 80 124
非和痛経腟分娩 274 231 193
帝王切開 131 122 116

費用について

通常の分娩費用とは別に18万円の追加料金を頂いております。
分娩当日また、36週前後に和痛分娩に必要な諸検査(血液検査、心電図検査、胸部レントゲン検査)費用として約20000円の費用がかかります。
詳しくは分娩料金について (PDF: 70KB)をご覧ください。
※東京都の助成対象となる無痛分娩費用の金額:助成金額10万円

予約について

 和痛分娩は、安全上の問題から1週間に6人(初産・経産問わない)に限定して実施しており、非常に予約が取りづらい状況となっております。胎児心拍の確認できる6~8週には和通分娩の予約を取ることをお勧めいたしますが、ご希望に添えないこともあることはご理解ください。またお電話での予約は受け付けておりませんので、和痛分娩をご希望の方は一度外来にご相談にいらしてください。

実施時期について

 当院では完全な計画分娩で和痛分娩を実施しており、経産婦さんでは38~39週、初産婦さんでは39~40週頃に入院して頂いております。基本的に前日に入院して頂き、入院翌日から陣痛促進剤を使用します。子宮頸管の熟化を促すために、入院日に子宮頸管拡張処置を行う場合もあります。計画日よりも前に破水や陣痛が発来した場合には原則通常の分娩になりますのでご注意下さい。

和痛分娩の詳細に関しましては、以下の文書をご確認ください。

ご質問やご不安なことがございましたら、妊婦健診の際などいつでもスタッフへお声がけください。

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