ロボット手術センター(一般・消化器外科)
消化器外科領域におけるロボット手術
東京医療センターの一般・消化器外科では、「手術支援ロボット da Vinci(ダヴィンチ)を用いた手術(胃がん・直腸がん・結腸がん)」を保険診療で受けられます!
手術支援ロボットによるロボット支援下手術は、従来は人間の手で直接,直線的な機器(鉗子)を操って施行していた腹腔鏡手術に対し、多関節機能などを有したロボットを操作する事で、より精密・精細に手術を行うために開発された医療機器です。根治性と機能温存という相反する命題を両立しうる最新の手術です。
東京医療センター一般・消化器外科では、ロボット支援下手術の経験が豊富な浦上秀次郎医長(胃・肝胆膵)と島田岳洋医師(直腸・大腸)の下に胃がん・直腸がんに対するロボット支援下手術を行っており、2022年3月現在で168件のロボット支援下手術(胃、直腸)を行いました。胃・直腸の2領域ともに学会認定の指導者(プロクター)であり、2022年4月から保険適用となる結腸がんに対するロボット支援下手術も行っております。
ロボット手術について 胃編
多関節機能、拡大視効果に優れたロボット胃手術の大幅な利点 (腹腔鏡手術との比較)
体腔内での胃と腸の吻合操作
内視鏡を用いて切離ラインを決め、自動縫合器で胃を切離
胃と腸を体の中で吻合
ロボット手術について 直腸・大腸編
従来の腹腔鏡下手術の問題点
- 鉗子の可動性に制限
- 深部で手振れしやすい