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ホーム » 診療科・部門・センター » 診療科のご紹介 » 泌尿器科 » 腎がん
腎がんの治療は腫瘍の広がり(病期)によって異なります。下図に示すように腎臓で大きな腫瘤を呈したり、リンパ節や血流にのって肺などに転移することがあります。
腎がんの遠隔転移は肺に多くみられますが、腎がんの診断時だけでなく、発見された腎がんをすべて外科手術で取り除いた数年後に転移が明らかになることもあります。 腎がんは抗がん剤・放射線が効きにくく、以前、最も効果があるとされていたサイトカイン療法(インターフェロン・インターロイキン2)でも、15~20%程度の有効率といわれていましたが、 現在では数種類の分子標的薬治療や免疫チェックポイント阻害剤が使用されるようになり、治療効果が向上しています。 「腎癌診療ガイドライン」において2019年5月に改訂された進行腎癌に対する薬物療法の選択基準では下記のように提案されています。