ロービジョン研究室

研究室紹介 Research on Investigative Ophthalmology,Visual Science and Low Vision Rehabilitation

ロービジョン研究室では、視覚障害に関連する病態生理の解明とリハビリテーション推進のため、以下の研究課題に取り組んでおります。

室長 野田 徹

室長
Chief
野田 徹 Toru Noda, M.D.
特別研究員
Executive Investigator
大沼一彦 Kazuhiko Ohnuma, Ph.D.(Lente Verte Laboratory)
Associate Investigator 後藤 総 So Goto, M.D. (Ohsaka University, School of Medicine)
ロービジョン
・視覚生理研究担当
Investigators:
Investigative Ophthalmology,
Visual Science and
Low Vision Rehabilitation
小川佳子 Keiko Ogawa, C.O.*
野村純子 Junko Nomura, C.O.*
今村美貴 Miki Imamura, C.O.*
小宮杏奈 Komiya Nana, C.O.*
松家清栄 Kiyoe Matsuya, C.O.*
杉山沙織 Saori Sugiyama, C.O.*
上原康太 Kota Uehara, C.O.*
人見美弥子 Miyako Hitomi, C.O.*
松丸麻紀 Maki Matsumaru, C.O.*
井上智子 Tomoko Inoue, C.O.*

*Certified Orthoptist, NHO Tokyo Medical Center

視聴覚機能とその障害の病態生理の解明

視覚は、眼球というカメラに映った画像が神経系により脳に伝達され、複雑な情報処理が行われて認識されます。視覚およびその障害の解明には、それぞれのプロセス毎に客観的な評価法を確立し、解析する必要があります。

眼球光学特性とその障害の解明

角膜、水晶体、眼内レンズ(レンズ光学系)から網膜・脈絡膜(スクリーン光学系)までの眼球光学特性に関する解析を行っています。

PSFアナライザーの開発と臨床応用

厚生労働科学研究事業による千葉大学工学部、トプコン社との産官学共同研究により、眼球の光学性能の質の評価(コントラスト感度や推定矯正視力)を可能とするPSFアナライザーを開発し、さらにその臨床応用を進めています。この装置により、人間の網膜に映っている像をコンピュータグラフィックスにより描出し、「どのように見えにくいか」を再現することができるようになります。

ロービジョン リハビリテーション

ロービジョン者の視力、視野、暗順応、色覚などの各障害に関する病態生理の評価から、ロービジョン支援機器開発、視覚障害者が安心して受診できる医療環境づくりの推進に寄与する研究を担っていきたいと考えております。

ロービジョンルーム

各種拡大鏡、遮光眼鏡、ロービジョン支援用PCなどを備えたロービジョンルームを開設しています。 ロービジョンクリニックを通じて視覚障害者のリハビリテーションに貢献できる研究を担っていきたいと考えています。

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