専門研修プログラムの詳細等
スタッフ
スタッフ | 12名(医長、常勤の合計) |
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レジデント | 16名 |
診療科全体の医師数 | 28名(男性:20名、女性:8名) うち専門指導医数:7名 |
専門研修プログラム名および全研修期間
- 総合診療プログラム
3年間から5年間(原則として2年目の1年間) - 内科専門医育成プログラム 総合内科サブスペシャルティコース
3年間から5年間(1-2年間程度)
※総合内科サブスペシャリティコースとは総合内科医/ホスピタリスト(病院総合医)としての専門研修です。5年コースでは内科系他サブスペシャルティ研修を並行して行うことも可能です。 - 内科専門医育成プログラム 感染症内科サブスペシャルティコース
3年間から5年間(1-2年間程度) - 内科専門医育成プログラム 老年内科サブスペシャルティコース
3年間から5年間(1-2年間程度)
※括弧内はうち東京医療センター以外での研修期間
全研修期間のスケジュール例
総合診療プログラム
3年コース
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年次 | 総合内科(総合診療専門研修2・内科研修) | |||||||||||
2年次 | 連携施設研修(総合診療専門研修1) | 内科研修 | ||||||||||
3年次 | 小児科 | 救急科 | 総合内科 (総合診療専門研修2・内科研修) |
5年コース
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年次 | 総合内科(総合診療専門研修2・内科研修) | |||||||||||
2年次 | 連携施設研修(総合診療専門研修1) | 内科研修 | ||||||||||
3年次 | 小児科 | 救急科 | 総合内科 (総合診療専門研修2・内科研修) (総合診療専門医受験資格) |
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4年次 | 連携施設研修 (総合診療専門研修1) |
総合内科 (新・家庭医療専門医受験資格) |
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5年次 | 皮膚科 | 整形外科 | 総合内科 |
総合内科サブスペシャルティコース
3年コース
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年次 | 総合内科 | |||||||||||
2年次 | 連携施設研修 | 連携施設研修 | ||||||||||
3年次 | 総合内科 |
5年コース
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年次 | 総合内科 | |||||||||||
2年次 | 連携施設研修 | 連携施設研修 | ||||||||||
3年次 | 総合内科 | |||||||||||
4年次 | 総合内科 or 内科系他サブスペシャルティ研修(院外連携施設含む) 総合内科専門医試験受験 |
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5年次 | 総合内科 or 内科系他サブスペシャルティ研修 内科系他サブスペシャルティ専門医試験受験 |
感染症内科サブスペシャルティコース
3年コースの例
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年次 | 総合内科 | 選択科 | 選択科 | 感染症 | ||||||||
2年次 | 連携施設研修 | 連携施設研修 | ||||||||||
1年次 | 選択科 | 選択科 | 感染症 | 感染症 |
5年コースの例
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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1年次 | 総合内科 | 選択科 | 選択科 | 選択科 | ||||||||
2年次 | 総合内科 | 選択科 | 選択科 | 感染症 | 感染症 | |||||||
3年次 | 連携施設研修 | 連携施設研修 | ||||||||||
4年次 | 感染症 | |||||||||||
5年次 | 総合内科専門医試験受験 + 内科サブスペシャリティ専門医試験受験 (内科サブスペシャリティ専門プログラム研修中) |
プログラムの特徴
熱意に満ちた大勢のレジデントと共に学び、上級医のフィードバックを受けながら、幅広い診療経験を積むことができます。
- 総合診療コース
- 総合診療コースは東京医療センターを中心に研修するコースです。具体的には当科で総合診療II、内科を研修し、当院の小児科、救急科で研修し、そして1年間僻地で総合診療Iを研修するコースです。総合内科医/ホスピタリスト(病院総合医)、感染症内科医を目指す仲間たちと一緒に、総合診療医として必要な一般外来・救急外来・入院患者の診療能力を身につけます。
本コースでは定期的にレジデントデイを開催し、日々の診療の振り返りやポートフォリオ作成の支援やフィードバック、レクチャーを介して総合診療医として学ぶべき1つ1つのコンピテンシーを理解、そして実践して総合診療のプロを目指します。
- 総合診療コースは東京医療センターを中心に研修するコースです。具体的には当科で総合診療II、内科を研修し、当院の小児科、救急科で研修し、そして1年間僻地で総合診療Iを研修するコースです。総合内科医/ホスピタリスト(病院総合医)、感染症内科医を目指す仲間たちと一緒に、総合診療医として必要な一般外来・救急外来・入院患者の診療能力を身につけます。
- 総合内科サブスペシャルティコース
- 総合内科サブスペシャリティーコースは東京医療センター総合内科での研修を中心としたコースです。内科医として必要な一般外来・救急外来・入院患者の診療能力を身につけます。当院総合内科の特徴の一つが担当する疾患の幅広さです。多くの疾患をその診断推論から治療と退院までのマネージメントまで通して学ぶことで内科医としての基礎固めを行います。
ここで得られる診療能力は机上のものではなく、国内の様々な医療機関で医師として働く際の真の実力となるようにサポートします。3年コース終了までに内科学会総合内科専門医取得の要件を満たして頂きます。更に病院内科医・hospitalistとして研修を積みたい方や、サブスペシャリティ取得を目指す方のために5年コースを用意しています。国内内科系学会やAmerican college of physician Japan、各種国内勉強会での発表をサポートします。
- 総合内科サブスペシャリティーコースは東京医療センター総合内科での研修を中心としたコースです。内科医として必要な一般外来・救急外来・入院患者の診療能力を身につけます。当院総合内科の特徴の一つが担当する疾患の幅広さです。多くの疾患をその診断推論から治療と退院までのマネージメントまで通して学ぶことで内科医としての基礎固めを行います。
- 感染症内科サブスペシャルティコース
- 総合内科での内科研修をベースとして、外来、入院での感染症診療、他科からの感染症患者のコンサルトやマネジメント、院内感染対策、細菌検査室での微生物学的な知識や手技の習得など、臨床感染症・臨床微生物学・感染対策について研修できます。また感染症関連各学会での学会発表や論文作成なども積極的に取り組んでいます。
希望者は、大学での研究や学位取得も可能です。専攻医の希望に応じて3年コースとそれ以上のコースを設定し、総合内科専門医を目指した内科全般研修と、感染症サブスペシャルティの専門医修得をめざした研修がバランスよく行えるようにしています。
- 総合内科での内科研修をベースとして、外来、入院での感染症診療、他科からの感染症患者のコンサルトやマネジメント、院内感染対策、細菌検査室での微生物学的な知識や手技の習得など、臨床感染症・臨床微生物学・感染対策について研修できます。また感染症関連各学会での学会発表や論文作成なども積極的に取り組んでいます。
- 2021度の総合内科採用者数:8名(常勤1名、専修医8名)
症例数一覧(2019年度実績)
- 外来診療
- 2019年度の外来診療患者数は新患が6,540名でこれに約20,000名の再診患者が含まれます。2020年度は新型コロナウイルス感染症対応の発熱外来開設もあり特殊な状況でしたが、診療体制は原則的に初診3-4診、再診3-4診で対応しています。
初診外来では、一般的な内科系愁訴や紹介状を持たない患者、受診科が不明な患者の診療に従事し、地域医療機関からは、診断困難な症状について、また、複数の疾患が併存し、どの診療科が管理すべきか迷う症例などの紹介を受けています。
再診外来では高血圧、糖尿病、喘息などの内科系慢性疾患を地域医療機関との連携を重視しながら診療しています。
- 2019年度の外来診療患者数は新患が6,540名でこれに約20,000名の再診患者が含まれます。2020年度は新型コロナウイルス感染症対応の発熱外来開設もあり特殊な状況でしたが、診療体制は原則的に初診3-4診、再診3-4診で対応しています。
- 入院診療
- 2019年度の総合内科1日平均入院患者数は95.6名、年間の退院数は1643名でした。入院患者の年代別分布では80代が最多であり、高齢者、特に後期高齢者が大半を占めます。
当科の入院診療の特徴は、幅広い疾患群を担当していることであり、日本内科学会認定医の病歴要約審査で定めるところの9分野、すなわち、消化器、循環器、内分泌・代謝、腎臓、呼吸器、血液、神経、アレルギー・膠原病、感染症の全分野の患者の診療機会があります。いわゆるcommon diseasesが占める割合が大きいのですが、疾患のバリエーションは極めて多彩であり、各領域の比較的稀な疾患にもしばしば遭遇します。DPC疾病分類に準拠した上位疾患を表に示します。
- 2019年度の総合内科1日平均入院患者数は95.6名、年間の退院数は1643名でした。入院患者の年代別分布では80代が最多であり、高齢者、特に後期高齢者が大半を占めます。
総合内科としての症例数(当科退院症例1643例より:DPC疾病分類 に基づく)2019年度
症例 | 数(年間) | |
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1 | 脳梗塞 | 181 |
2 | 肺炎およびインフルエンザ | 150 |
3 | 誤嚥性肺炎 | 103 |
4 | 腎盂腎炎 | 66 |
5 | 尿路感染症 | 64 |
6 | 心不全 | 58 |
7 | 糖尿病 | 48 |
8 | 発熱 | 42 |
9 | 蜂窩織炎 | 40 |
10 | 腸管感染症 | 38 |
11 | 消化器及び腹部に関する症状及び徴候 | 34 |
12 | 脳出血 | 34 |
13 | 悪性新生物 | 30 |
14 | 意識障害 | 29 |
15 | 貧血 | 27 |
16 | めまい | 26 |
17 | 敗血症 | 25 |
18 | 前庭機能障害 | 25 |
19 | 食物及び水分摂取に関する症状及び徴候 | 20 |
20 | 一過性脳虚血発作 | 23 |
施設認定
- 日本内科学会認定施設(認定医・総合内科専門医)
- 日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療後期研修プログラム
- 日本プライマリ・ケア連合学会認定(試行事業)病院総合医育成プログラム
- 国立病院機構認定専修医コース
- 日本感染症学会認定研修施設(日本感染症学会専門医)
当直業務等
変動はありますが、内科当直が月に3回前後です。
週間スケジュール
総合内科スケジュール
時間帯 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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8時 | 新入院カンファレンス | 新入院カンファレンス | |||
8時30分- 9時 |
チームカンファレンス | チームカンファレンス | チームカンファレンス | チームカンファレンス | チームカンファレンス |
8時30分‐ 12時 |
病棟業務 | 病棟業務 | 病棟業務 | 再診外来 | 初診外来 |
12時15分‐ 12時45分 |
ランチョン勉強会 | ランチョン勉強会 | |||
13時- 15時 |
病棟業務 | 病棟業務 | 病棟業務 | 病棟業務 | 病棟業務 |
15時- 16時30分 |
チームカンファレンス | チームカンファレンス | チームカンファレンス | チームカンファレンス | チームカンファレンス |
感染症関連スケジュール
時間帯 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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8時 | 新入院 conference |
専門研修医 勉強会 |
新入院 conference |
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9時 | 病棟業務 | 感染症ラウンド | 初診外来 | 感染症ラウンド | 病棟業務 |
12時 | |||||
13時 | 感染症ラウンド | 再診外来 | 感染症ラウンド | 病棟業務 | 感染症ラウンド |
16時 | 抄読会 | 症例検討会 | 他科合同 conference |
研修修了後の進路
1990年から通算で130名近いレジデントが当科の研修にエントリーしています。研修終了後の進路では、地域病院の柱として病院総合診療を担う医師となったものの他に、地元から頼られる、かかりつけ医となった先輩、当科の研修終了後、専門診療に進み総合診療・総合内科を土台とした広い視野を持つ専門医となった先輩、総合診療領域の研究を極め大学で後進の指導にあたる先輩など多彩な人材を輩出しています。
- 国立病院機構東京医療センター総合診療プログラム
総合診療専門医 受験資格 - 国立病院機構東京医療センター内科専門医育成プログラム 総合内科サブスペシャルティコース
日本内科学会内科専門医 受験資格 - 国立病院機構東京医療センター内科専門医育成プログラム 感染症内科サブスペシャルティコース
日本内科学会内科専門医 受験資格、日本感染症学会専門医 受験資格 - 国立病院機構東京医療センター内科専門医育成プログラム 老年内科サブスペシャルティコース
日本内科学会内科専門医 受験資格