医療関係者の方へ
東京医療センター 医療関係者の方

地域医療連携倫理コンサルテーションのご案内

“人生の最終段階における医療”において、医師など医療従事者から適切な情報の提供と説明がなされ、それに基づいて患者と医療従事者が話し合いを行い、患者本人による決定を基本としたうえで進めていくことは最も重要な原則です。そのなかで人生の最終段階における治療の開始・不開始及び中止等の問題は、従来から医療現場で重要な課題となってきました。

※人生の最終段階における医療; 厚生労働省では、従来「終末期医療」と表記していたものについて、広報などで可能なものから、「人生の最終段階における医療」と表記します。これは、最後まで尊厳を尊重した人間の生き方に着目した医療を目指すことが重要であるとの考え方によるものです。

倫理コンサルテーション

倫理コンサルテーションとは、「関係者が患者、家族の受ける診療行為に懸念・疑問、倫理的ジレンマを感じたとき、依頼に応じて個々の患者診療にかかわる倫理問題を同定、分析、どのような選択が最善かを考察し、妥当な結論を目指し対話を促進し、助言する支援活動」のことです。
この事業は、担当医療チームとは別に、患者と担当医療者との対話を支援する組織をつくり、倫理的な意思決定に必要な、「一度に決めない、一人で決めない」の原則に基づいた妥当な意思決定プロセスを実践、推進、継続していきます。

想定される相談内容
  • 医学的に重要と考えられる治療を患者が拒否する場合の対応について
  • 身体抑制について
  • 人工呼吸器による呼吸補助や、人工栄養、人工透析などの差し控えもしくは中止について
  • その他、侵襲性の高い治療行為の差し控え等について
  • 急変時の対応について
  • Advance Care Planning(以下 ACP)ついて

当院の倫理コンサルテーション事業

高齢者の救急疾患診療に多く関わる地域医療支援病院として、近隣の地域医療に携わっておられる医療者の皆様にお役に立つよう倫理コンサルテーション事業を平成27年8月より開始しております。

※当院の倫理コンサルテーション事業は、平成27年度厚生労働省「人生の最終段階における医療体制整備事業」のモデル事業の一環として行われていますが、平成28年度以降も継続しております。(以下リンク先)

倫理カンファレンス

病院近隣の診療所や慢性期施設等の医療スタッフの方が、倫理的に問題があり意思決定に迷う事例について、コンサルテーションを行います。

ご利用方法

  1. 所定用紙にご記入の上、地域医療連携室にFAX(03-3411-2596)にてご連絡をお願いいたします。
  1. FAX受信後、折り返し確認・日程調整の連絡をいたします。
  2. 確定した日程に東京医療センターにお越しください。

ご注意

  • 原則、東京医療センター内で行います。
  • 意思決定支援を依頼することに対して、事前に担当医療・介護チーム内で同意をとった後にご連絡ください。
  • 倫理カンファレンスは患者さんにとって最善の選択肢を話し合う場であり、実際の患者さんの意思決定はその後の医療チームと患者さん・患者家族との対話によるものです。

お問い合わせ先

〒152-8902 東京都目黒区東が丘2-5-1
独立行政法人国立病院機構
東京医療センター 医療福祉相談室
電話 03-3411-0111
FAX 03-3411-2596

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